- 2010年6月30日 20:44
- 清瀬
毎晩こんばんは 相澤です。
この間告白のお話をして以来、レビューを書いていなかったので遅くなってしまいましたが、第二弾をお送りさせていただきます。
「夜市」
恒川光太郎さんは作家さんとしては特に有名ではない方なんでご存知の方も少ないかと思いますが、ジャンルにこだわらない、とてもとても不思議なお話を書かれる方です。
あらすじとしては、
何でも売っている不思議な市場「夜市」
売り子は妖怪。そこは現代ではなく、色々な世界が交わるところ。
そこでは何でも買うことができます。たとえば、「人」、たとえば、「才能」
小さいころ、「野球の才能」を夜市で買った主人公は、そのことを後悔していました。
そして今夜、「野球の才能」を得た対価を取り戻しに、また夜市に迷い込んでいきます。
この「夜市」、ホラー小説から得る恐ろしさよりは、私は、さみしさだったり切なさだったりを感じました。ホラーというより、日本古来の伝承チックなファンタジーが近いような?気がします。
日本昔話とか、千と千尋とか。
とても不思議なお話ですので、蒸し暑い夜のお供にオススメの一冊です。
ちなみに、同時収録されている「風の古道」も「夜市」とともに良作でございますので、二作品ともに味わっていただければと思います。角川文庫からでております。
では、またおすすめの一作を皆さんにお送りしようと思います♪
by aizawa
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